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本当に必要なものは何だろう

「チベットに、台湾系洋食チェーンが進出」

という記事を見つけた。

何かと、今騒がれている地だけに、治安の問題もあり、やっていけるのかと心配になるが、問題はないとのこと。

出店する側は、観光地での進出が目的らしいが、本当に、チベットの地で、こういうものが必要なのかなぁと考えてしまう。

かつて、医療協力の見学のために、東南アジアの何カ国かをたずねたことがあった。子供の栄養失調は、たいていは貧しさのためだが、食べ物がないのではなく、教育が行き届いていないための悲劇がほとんどだった。

たとえば粉ミルク。母乳よりも、発育が良くなり、頭も良くなると思いこんでいるお母さんが現地に多かった。ところが、衛生管理が出来ないので、ほ乳瓶での授乳は、子供の下痢を併発する。また、適切な濃度がわからないので、濃いミルクを与えれば、それだけ大きく育つと誤解している。その結果、これも腸に負担を与えて下痢、結果、赤ちゃんは衰弱して死んでしまうのである。

現地で働く保健師さんたちは、手に入る地元のものを使って子供を育てることを教えていた。授乳中の赤ちゃんは、母乳で、そのためのお母さんの食事を指導。やむなく粉ミルクを作るときは、濃度を教えて、スプーンで飲ませていた。何よりも大切なことは離乳食で、これも現地でとれるものを中心に考えることを教えた。

とにかく、近代文明的な臭いのする物の方がいいという迷信が生活をおかしくしている。

チベットについても、本当のところどうなのだろう。もっと必要なものがあるのではないだろうか。

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赤ちゃんがうまれるとお母さんは母乳が出るようになります。 [続きを読む]

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