心と体

先生、楽しい授業をしようよ

こんな話を聞きました。

公立の小学6年生のあるクラスの出来事です。卒業間近で、国語の授業はすでに、教会書を全て終えてしまったそうです。ある日のこと、先生がプリントを配りました。それは、近くの有名私立中学の国語の入試問題でした。めっちゃ、難しかったそうです。先生曰く、

「中学受験したお友達は、こんな難しい問題も解くくらい、勉強しているんです。みんなもしっかり、勉強しましょう。」

その話を聞いた、母親はとても驚き、あきれ果てました。私も同感です。

この話の中に、今の教育者の抱えている問題があります。ペーパーテストで、人間の価値を計ろうとしているところです。人間の価値って、そんなに薄っぺらなものでしょうかね。

そのクラスのペーパーテストの点を上げることが、その先生の能力査定にもなっているのかも知れません。そうだとすると、当然、授業を乱す子供は、はじかれていきます。ここに、管理教育が始まっていくような気がします。

教育とは、学んでいくことを欲する心を育てることだと、聞いたことがあります。知識を多く持つこと、テストで高得点を撮ることではないはずです。先生は、ペーパーテストで判断できない子供たちの姿を見ていないのでしょうか。

もちろん、こんな先生ばかりではないことも事実です。子供たちのために、日々、工夫を凝らし、額に汗してがんばっている先生たちにエールを送ります。

さてさて、そこで、ちょっと考えてみました。あなたなら、6年生のクラスで、どんな授業をしますか。もう、卒業も間近なのですから、少し自由な授業をしても良いのではないでしょうか。

たとえば、原稿用紙1枚に、10分間で作文する。それも、ちょっと楽しいテーマにしましょう。
ひとつだけ願いを叶えてくれる壺があったら、君は何をお願いしますか。
人を楽しくさせるお話を作って下さい。等々…

問題は、作文を書いたあとです。何人かに発表して貰って、おもしろかったらみんなで笑いましょう。そして、先生は、一言ずつ、作文に感想を書いて、返しましょう。忙しくても、先生の直筆メッセージというのは、子供を大きく成長させる力を持っていると思います。

山賀さんも、小学校の時にそういう先生に育てられました。

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