旅行・地域

山小屋親父のエコ対策-硫黄岳山荘の場合

夏休みで、我が心のふるさと、八ヶ岳に行ってきました。

念願かなっての親子登山。コースは、

1日目
稲子湯→しらびそ小屋→中山峠→黒百合平(黒百合ヒュッテ泊)
2日目
黒百合平→すり鉢池経由で東天狗→夏沢峠→根石岳→硫黄岳(硫黄岳山荘泊)
3日目
硫黄岳→夏沢峠→本沢温泉→しらびそ小屋→稲子湯

特に、硫黄岳山荘を訪ねるのは約20年ぶり。当時は、硫黄岳石室といっていました。で、この山旅に出かける直前に、山中間から、「硫黄岳のトイレが、びっくりするような状態になっている」と聞きました。なんと、水洗、ウォシュレット!!!
昨年も、赤岳の麓をうろうろしていたのですが、近年、山小屋のトイレも少しずつきれいになってきたと感じていたところでした。

実は、これには深いわけがあるようです。もともと、山は水を天水に頼るため、汚水、屎尿は垂れ流し状態。自然の浄化作用に任せて、汚物が分解されるのを待つ、と言った状態でした。ところが、山ブームになり、登山者がたくさん訪れるようになると、当然、自然の力だけでは、汚物は分解し切れません。また、多くの有機物が蒔かれることになり、山の環境事態が変わってしまう。特に、高山植物などはてきめんに影響を受けるのです。

各地の山小屋の親父たちは、それなりに色々努力をしました。まず、登山者には、ゴミを持ち帰って貰う。ゴミは地上に降ろして処理などなど。

高見石小屋で人気者となり、今はやまのこ村で頑張っている原田茂さん曰く、
「水の使い方は大切です。節水と同時に、汚さないようにする努力をする。だから、小屋では無洗米を使うなどして、出来るだけ水を汚さないようにしています。」

最近、やまのトイレが水洗に変化しつつあるのも、屎尿処理のための浄化槽を備えるところが多くなったからのようです。赤岳鉱泉、黒百合ヒュッテなども水洗トイレになっていました。そして、今回の硫黄岳山荘。ここは桁違いにきれいでした。硫黄岳山荘のHP、学校登山案内に写真があるので見てみて下さい。

小屋の中に、同じグループの夏沢鉱泉の取り組みが書かれていたのですが、環境整備のために、汚水、屎尿処理を浄化槽で行うこと。しかし、山という厳しい自然条件の中では、普通の浄化槽では、処理しきれないので浄化槽ないでの分解が進むようにいろいろと工夫が必要。そのために使う電力を、風力発電、太陽電池パネルで補う。さらに、処理した水を、トイレなどで再び使って循環させる。と言った取り組みが記されていました。なるほど、汚水、屎尿処理を閉ざされたループの中で、循環させるのですね。

ここで特記すべきは、このような取り組みに対して、茅野市が助成していること。太陽電池パネルの設置などに助成金が出されたようです。行政の側の取り組みも大切。

さてさて、こうなると、登山者自身の努力も欠かしてはならないと思うのですが、ああ、水をもったいない使いかたしている人が多いです。いくら浄化槽を付けたと言っても、なるべく水を汚さない、無駄に使わない努力はしたいものです。たとえば、歯磨きは歯磨きのペーストを使わないでブラッシングだけにするとか。顔を洗うときには、ハンドタオルを濡らして絞り、それで顔を拭く。これだけ手も、水はかなり節約、かつ汚さなくてすむはずです。

また、水洗になったとはいえ、トイレットペーパーはなかなか分解しないので、トイレにながさずに備え付けのゴミ箱に入れます。小屋の人がこれを焼却処分します。利用者も、ルールを守って、親父や小屋番の人たちの努力を後押ししたいものだと思いました。
また、ちょっと残念だったのは、帰りの稲子湯で、登山者のものとおぼしきゴミが、自販機近くのゴミ箱に山のように積まれているのを発見。ゴミは圧縮すれば小さくなります。自宅まで持ち帰るのが、本当の山を愛するものの行動ですよ。

ちなみに、登山の方は好天に恵まれました。また、今年は高山植物が少し遅かったようで、名残の花々にも逢うことができました。

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シュッポポ…その後

Sl0266 千葉DCの一環としてSLが走りしまた。

最後の12日に撮った写真です。

立ち上がる煙と、汽笛。黒く同道した車体も、なかなかのものでした。

電化されて、スピードアップされた電車ですが、こうしてのんびり行くものも、残しておきたいですね。

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もみじ狩り

Momiji 10月9日でしたが、北八ヶ岳、白駒池に行ってきました。

毎年、この時期がちょうど見頃なのでしょうか。10時くらいに行ったときには、すでに駐車場は満車。止められない車が路上駐車をするために、付近は大渋滞。観光バスも通るので、もう、はちゃめちゃな状態でした。

こりゃもうダメ (>_<) と諦めて、別の場所に行ったのですが、

(^_^)もしかしたら、もう空いているかもしれないよ。

という同乗者の意見に従って、帰り道によってみました。遠回りだったんですが、夕刻の白駒池を訪れることが出来ました。夕方の光だと、もみじも柔らかな赤になるんですね。

ここも、真冬になれば結氷し、一面の銀世界になります。湖の上をクロスカントリースキーで走るのも、楽しみだなと思いながら、秋の夕方を楽しみました。

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