子供の高熱
日曜日、下の子がこんこんと咳をし始めました。
オイオイ、風邪か?
と思っていたら、月曜日には37度を超え、その夜には40度近くまで。
高い熱、子供は大変です。でも、咳が激しくなるでもなく、はしか特有の症状がでるでもなく。扁桃腺はぱんぱんに腫れているみたいで、食べ物を飲み込むときにいたいと顔をしかめていました。
火曜日の朝一に、お医者さんへ。インフルエンザでも、溶連菌によるものでもなく、要するに、
「ただの風邪です。」
と言うことで、お薬を何種類か貰って帰りました。悪い病気じゃなくて、一安心です。
体力のある小学生だからいいのですが、年齢のまだ小さな子供、体力のない子供だったら、高熱は本当に怖いです。知っている人の中に、幼い頃の高熱で、障碍が残り不自由を強いられている人が何人かいます。
そのうちのお一人は、いつもお母さんが「すまないことをした、すまないことをした」と嘆いていらっしゃいました。母親としては、本当に残念な思いでしょう。お嬢さんは、体を異動することも、食べることも、身の回りの一切を人の手を借りなければ出来ない体になったのです。でも、そのお嬢さんは、あるとき、施設を出て、自立することを決心しました。その知らせを聞いて、私も本当にびっくりしました。もちろん、何人ものボランティアの人の協力を得てのことです。それでも彼女は明るく言うのです。
自分は、このように人の手を借りなければ何も出来ない。でも、その分、人の愛を、優しさを受ける幸せを得ている、と。
子供の高熱の度に、心配しながら、しかし、彼女のことをいつも思い出します。何も起こらないことが幸せなのかな。何が起きても生きていくことが、幸せなのかな。いや、命を与えられている、生かされていることを知ることが、幸せなのかも知れないな・・・と。
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